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神通力による得心は自然に背いている 1/3 一九九三年四月十七日 カナダ    
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マスターが 講義をされる前に 少しお時間を頂き 皆さんに 私の個人的な体験 印心を受け観音法門を 修行してからの 体験を共有させて 頂きたいと思います 私は マスターチンハイに 会う前から何年も 霊修行者でしたが 私がそれまでに してきた瞑想法 つまり霊修行は 私が探し求めていた 霊的な満足を 十分に与えては くれませんでした それに多くの時間と 努力を費やしたのです ある友人がマスターの テープをくれて それで私は マスターを知りました そのビデオを見て そのビデオを見て 彼女の教理を 聞いた後 私は即座にこれこそ 私がずっと 探し求めてきた師だと 認識したのです 印心前でもマスターは 私の面倒を見ました

印心を受けるまでに 私は数ヶ月間 待たなければ なりませんでした 当時 印心はなかなか ありませんでした そしてマスターは 私の心からの切望を 知っていて下さり 私の夢に現れ そこで 印心して下さいました 印心前 私は長時間の 仕事をしていました 私はあらゆることを 心配していました 私はあまり幸せでなく つまり心が平安では ありませんでした しかし印心後 より良く集中できる 能力を得たので 私は物事をずっと早く 効率的にこなせる ようになりました 以前それをするのに 数時間かかったのが 今は一時間ほどしか かからないのです

私はもはや物事を それほど心配する ことがなくなりました きちんとやらないと いうのではありません ただ何であれ する事は 望んだように結果が 得られなかったと しても  大丈夫になったのです 何が起きたかというと 結果にこだわらず あまり気にしなく なったのです 他には 私は多くの愛 更なる平安を感じ どんな関係においても 協調できるように なりました そしてその愛は 人々を受け入れ彼らが 私の為にいるという よりむしろ私が彼らの ためにそこにいたいと 思う種のものでした これらの変化は 印心後 非常に素早く 起こりました そしてそのために この瞑想法が いかに強力か いかに効率的かを 非常に明確に 私に示したのです 仕事をするときは しばしば難しい状況を 切り抜ける指導や 助けが必要になり 私が内面で彼女に 祈ると 彼女の存在が 非常に強く感じられ 困難な状況にある 私を導いて下さって いると分かります 一見恐ろしい 驚くべき状況の中でも 彼女は 保護しているのです

重要なのは 時々 予測不可能な 状況になり 彼女に助けを祈る暇が なかったとします でも  そんな状況でも 彼女は保護し面倒を 見てくれることです

これらは 在世の聖人 つまり 完全に開悟した存在の 特質の一例です そして彼らは 遍在し 全能で 全知です 「遍在」の意味は その人はいかなる 時空も超え 同時に多くの場所に 存在できるということ 「全能」の意味は 全てにパワフルです 「全知」は全ての事が 聞けるということです 全ての霊性の師が この特徴を持ち合わせ 全ての霊性の師が 真の在世の師という 訳ではありません しかし 助けや 指導を必要とし マスターに祈った時 彼女はその祈りを どこにいても そして状況に関係なく 聞けるのです こんな個人的な 体験があったら よりリラックスして 落ち着き 非常に幸せで平和だと 分かります 保護され 世話されていると 知っているからです この法門を修行する人 あるいは 他の法門を 修行する人が 観音法門を修行する ことになったなら マスターチンハイは 真のマスターで 彼女は最高で 最も偉大で この地上において 最も高次な存在だと 認識するでしょう

それでは マスターチンハイを お迎えする瞬間が 参りました 本日はお越し頂き ありがとうございます また この素晴らしい 国に滞在できて たいへん光栄です この国は 繁栄 平和 愛ある思いやりのある 人道的な国です というのは 貴国は 多くの国々が 持ち合わせてはいない 温かさ 人間愛を 互いの間に通わせ 霊的な基準も 高い国だからです 貴国に 死刑がないことを知り 私は感動しました この国で愛だけが 何にもまして 支配する事を示します そして他の国も 貴国を模範として学び 神に正義で支配させ 復讐がなくなることを 望みましょう また私にはこの国に 住むある人々と 話す機会が ありました 例えば 移民の方々です また 貴国に愛をもって 差別されることなく 温かく迎えられた オゥラック (ベトナム)難民です 彼らは皆 この国で 幸せでいられます ですから 更なる恩恵と加護が この素晴らしい国に 起こりえることを 確信しています 非常に霊的に高い 国だけがこのような 品性を 優しく思いやり 人種差別がなく 区別しない品性を そなえています そして全ての国が こうなら 少なくとも 世界は小さな楽園に なるでしょう しかし 残念なことに 多くの事柄が人々の 基本的な真理を 理解することの 妨げとなっています

つまり愛が最も偉大な 宇宙の法であると いうことです ですから多くの人々が あるべき人生を 楽しめないでいます 私達は強引な方法で 人生に執着すれば するほど それを味わえません 従って 開悟した人々は より幸せで より満足しています そして その非常に 落ち着いた心の状態に よって 彼らは多くの 奇跡が行えるのです なぜならどこに 彼らの智慧があり どこに彼らの偉大さが あるか十分理解して それを使うからです 非常に忙しい時や パニックになった時 急いでいる時 ほとんどの場合 何をしたかったのか あるいは物事を完全な 方法で行うことを忘れ ですから 開悟した人の穏やかな 心は より物事を 明確に見られます これだけが科学的な 論理といえます 「私が神だというのを 知っている」ことです 誰が「私」なのか それが私達の内に 住む「誰か」本当の 「真我」のことです よって私達が神です この認識は 人々が話すことを 聞いたりとか あるいは信じること のみから来るわけでは なく 自己認識を 通してなのです ちょうどその他の 科学がそうあるように そこには特別な技術が 必要になります 私達がこの世で学び 習得することは 自身の体験を通して すべて行われます 同様に開悟は 幾らかの忍耐と 自身の体験を通して 到達できます ですからそれは 永遠に続くのです それがどの時代の 多くの聖人賢者も 神は私達の内に あると言う 理由です

神が私達の内にある なら 私達と神は 一つということです 私達と神が一つなら 私達は神です しかし たびたび そのことを聞いても 何度も聖書の中で これを読んでも 多くの偉大な人イエス 仏陀 ムハマンド等の 人がそう述べたのを 聞いても 私達は本当には それを信じられません 神を見つけることも できないのです 自身の内に宿ると されているのに 自分の体験が 欠けているからです 発見することで 知るのではなく ただ聞くだけです 古代 科学は今日ほど 高く発展してなくて 私達には多くの 問題がありました 雨でさえ私達に 問題をおこし 雪でさえ私達を 邪魔しました 何でも ほんの 小さな事も大きな事も 日々の生活の 障害となりました 例えば 雨でさえ 現代は傘があり レインコートがあり 雨の中でも歩けます 私達は雨を 楽しむことさえでき 雨の中で 働くこともできます 更に良いことに 車が あり バスもあります 自然の さまざまな天候から 身を守るものが 色々あるので とても快適です 古代に 会議が あったとしたら 多くの人々が 遠い所に留まり ここに来られなかった かもしれません ただ距離があるという ことだけでなく 雨のせいでです 天候などの ためにです それで古代 人々は 洞窟や山中 木の下に身を隠し 自然の不利な状況から 身を守ったのです 現代多くの人々が 発展途上国では まだそういう生活です そうであってはならず 開悟も そうです

私達の人生により 快適さを加えるよう どんな状況でも 幸せであるようにです レインコートが なくても 傘がなくても 車がなくても 今日雨が降れば 私達はすべての活動を 止めることになります 行いたいと思い 成し遂げたいと思って いたことをです そうではないですか 同様に 開悟したなら 人生は素晴らしいです 私達の人生に「苦難」 「恐怖」「問題」と いう名のものは 何もなくなります ただそうあるように 思える防御に欠けて いるからなのです なぜなら 雨を例にとれば 雨がなければ 私達には水がなくなり 全ての樹木 花々が成長できず 私達が生存するために 不可欠な全ての穀物も なくなるでしょう 従って雨自体悪いもの ではないでしょう でも傘を持たずに 寒さの中を 何キロも歩けば 私達は震え カゼをひき 病気になり 命を 落とすかもしれません そのような 無害で 役に立つ 自然現象によってです 非常に自然で 美しい現象でさえ 自身を守る装備に 欠ければ 私達には 有害になります

ですから多くの人々が 世界を変えたい 生き方を 変えたいと思いますが 開悟した魂の 聖人は言います 「いいえ あなた自身を 変えるのだ」と なぜなら 自身を変えることは 取り巻く世界を変える ことだからです たとえ世界が そのままでも 私達は もはや影響されません 一人ひとりが この方法で変わるなら どんな戦争も 不要になります そして災害も なくなるでしょう 皆に傘や レインコートがあれば 季節を変え 雨を止める 必要がありますか あるいは超能力で 雨期を コントロールするなど 多くの人々がこれを 学びたいと思います 多くの人々がこの 超能力をもちたいと 雨を止め それを長引かせたり 他の地区に降らせる よう押しやったり こういう超能力を 学ぶには時間がかかる でもなぜ気にしますか なぜ気になりますか ただレインコートを 着るのです 安くて簡単です 皆が使用できます かつて仏陀が船で川を 渡ろうとしたとき 船頭は乗せたがり ませんでした お金を 持ってなかったから 当時 彼はそうでした 当然ですね 彼は出家して僧でした 財産など ありません それで仏陀は 仕方なく 川を歩いて渡りました 今もインド チベット ほかの地の ヨギが大勢 そうしています 多くの人々が私に 超能力の事を尋ねます 人々は 説明不可能な事に 興味を示します また 科学的に考えて また 科学的に考えて 不可能なことにも それで私は言います 「ええ こういう力は まだ存在します」 しかし でたらめに 使われるものではなく 見せびらかすものでも ありません イエスにも多くの 超能力がありましたが 常に使った訳ではなく 気が進みませんでした ですから彼はただ 一人死の淵から蘇らせ 二、三人の盲人を 治しただけで 常に走り回って死者を 蘇らせたわけでは ありません それは自然の法に 混沌をもたらす からです

それで開悟した聖人は そういうことを しないのです 一人ひとりが心の中で 彼自身を知ること 神を知ることを願う ことを学ぶべきです すると神の王国が やって来て マスターがやって来て その人を助けて くれるでしょう 超能力を使ったり 他の超自然な方法で 人心を得るなら人々を 知らずに誤った道に 導きかねません なぜなら私達は 超能力の術の中で 神の力を限定させる からです それはある 専門家から学びます またそれを使うことで 私達は自然の摂理に 反するのです もちろん自身にも 災害がもたらされる ことでしょう 私達が探求するのは 永遠のものだからです 例えば 智慧 愛 偉大な 宇宙の力であって 片隅の 低レベルの ゲームではありません しかし私達が 偉大な智慧を得れば 無数の奇跡の 力も手にします その時には 非常に多く どれほど あるか分からないかも しれません それは自然に出て来て 自動的に 意図せずともその事が 行われるのです それで聖人は何もせず 事を成し 考えることなく 望むことさえせず それを行うのです ちょうどとても裕福な 人のようです 自らの資産がどれほど あるか知りません 数えることなどできず 自分のすべての宝を 見ることもできません

それで 開悟した人は いつも幸せなのです 少なくともほとんどの 時間幸せです たとえ 不幸に遭遇した時も それは彼が愛している 大変近しい人が もたらしたのですが たぶんそのときは 影響を受けるでしょう その人への 愛のために その人の苦しみや 不幸を共有する かもしれませんが それでも内心は  非常に穏やかです また不幸は ほんの 束の間の性質のものと 分かっています 殆んどの人々のように 不幸に引き摺られて 溺れるようでは ありません ですから 私達が今生で ただ 幸せになりたいなら 悟りを得るべきです もちろん 皆さんに話すべきです  カナダの偉大な人々に 神を求めなければ なりません 神のためだけに 今生の幸せのため ではありません でもこれらも一緒に やってくると思います 開悟したら 幸せです より幸せになるほど 開悟を信じれば 信じるほど 神に より感謝する でしょう 私達が全人生を ここで暗闇と 惨めさに 屈服している間 天の永遠の幸せを 期待して何の役に 立つでしょうか 開悟した人は両方の 世界を楽しみます 天国を楽しみつつ 同時にこの世を 楽しみます 

なぜか それはこの世に 現れているものは 何でも天の意思と 知っているからです それも より高い神の 王国の本物の具現の 複製品であると そして大変リラックス しているので 恐れや不安などなく 何を楽しんでいても 最大限に楽しみます 多くの人々は 開悟の後では もう妻の愛し方が 分からないとか 夫や子の愛し方が 分からないだろうと 思いますが それは逆です 幸せで 真の価値を知っている 時だけ 他者を愛することが できるのです なぜなら相手の 考えが見えるのです 相手の中に自分の 考えが見えるのです その人を尊重し 神がその人に与えた すべての良い品性を 愛します 神が自分に 与えたものに 気付いているからです それで神は全衆生に 同じ量の品性を与えた ことが分かるのです でも私達は 時々 反対方向に 進むことを選びます ですから苦しみ それで神を呪います こう言います「なぜ 神は全能なのに この楽園を 天国にしないのか」 その力は 神の手にはありません 皆さんの手の中です 私は体験を通して この全てを知ってます 本からではなく聖書からではないです また 私の弟子の 人生での 経験を通して 知っていますし それもまた 今日 互いに会える 理由なのです

私の弟子の優しさに よります 自身の発見を皆さんと 分かち合いたいと 思っています それで多くの問題と 出費や 時間をかけることを 経て 今日の集いを 組織しました 私達の道に皆さんを 促したいという 熱い野心で しているのではなく ただ幸せな人の とても幸せな考えで しています ですから 皆さんに 感銘を与えるために特別な袈裟を着ること など気にしません 皆さんを改宗させる為 大変神聖な外見に しようとは思いません 私達の 輪に入れようと 贈物や 超能力などを あげようとはしません 私達は 兄弟の義務として 別の兄弟にするだけで 実際には行なうために 行なうだけです 皆さんが納得して いるか否かに関係なく 私達は幸せです 皆さんが来ようが 去ろうが 私達は満足です 私達にはもう それほど深刻では ないからです してもしなくても 私達には同じことです 私はフォルモサ (台湾)の山頂で よく座り 入定を楽しむことが できるでしょう あるいはここに座って 地球の より多くの人を 知ることができます 私には同じことです ですから 皆さんが この幸せへの 真の幸せへの準備が できていると思えば それは根本からやって 来ているからです 皆さんは天と地と 地獄からのすべての ものを知っていて すべてを知ってるので それでなにを 楽しみたいか 選ぶのです それで 皆さんの幸せは 本物で永遠になります そうでないなら この世のいわゆる 楽しみの大半は 自由に選べません

時々 パーティーに 連れて行かれて 楽しもうとします 政治や商売の 動機によって 時に無理やり 結婚させられて 最善を尽くそうと します 時に大家族に 連れて行かれ 彼らを養おうと 朝から晩まで働き 家族を養っているので 自分をえらいと 考えようとします でもそれは必ずしも 選択ではないのです そのため  することの殆んどを 幸せには感じません これらすべてを 制御しているのは 自分ではないと 感じるからです 主人ではなく 客のようです 風に吹かれて どんな状況でも ついていくのです 自分がなぜ あれこれ すべてしているか 知らないことで 人生の多くの関心や 喜びを失います でも開悟した後は 違います 楽しむことは何でも 本当に楽しみます 生命の価値も この生命を越えた 価値も理解します どの惑星にも 二種の生命があります ひとつは 物質的存在です もうひとつは 永遠に続く自然です 私達がこの世の 殆んどの人のように 一つだけ知っていて 他方に欠けていれば いわゆる生命の 物質的存在を 楽しむだけです でもこの投影の 本当の姿を 知りません 影しか知らないのです ですから物質的な 人生を楽しみ それを 失うのを恐れます でも本当に開悟した 人は 永遠のものと その複製品の 両方を知り 同時に両方を 楽しめます あるいはどちらを 楽しむか

選べますし 両方楽しむことも 選べます でも私は ここにいる間は ただ楽しむほうが よいと思います この世には 楽しんではいけない ものはありません 本当に  他の衆生の生命を 傷つけるもの以外は それで菜食を お勧めするのです いつも魚が存分に 海で泳げるように また牛が牧野で 草を食み 自分に ふさわしい場所を 思い出せるように そうして私達と彼らは 互いに楽しめるのです
trackback : http://www.suprememastertv.tv/bbs/tb.php/download_jp/10506

 
 

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