ではこの後は 科学者の講義を聞く 機会があります 気候変動の研究での 先駆者である 専門家の方々です では 最初の講演者 アートオンジャムサイ ナアユタヤ博士を 歓迎しましょう アートオンジャムサイ ナアユタヤ博士は ベジタリアンであり タイ議会の議員で 元NASA科学者で 技術者で教育者です アートオンジャムサイ ナアユタヤ博士はまた タイの科学者で 技術者です 博士は 火星への宇宙計画  NASAバイキングの 設計を助けて 最初に 成功した着陸装置を 開発された方です またサティアサイ学校 校長でもあります

こんにちは 会場の皆さん 皆さんが既に聞いた ことは繰り返しません しかし幾つか強調する 問題とは  私達の手にある危機は ガス メタンに 関するものです ご存じのようで 北極圏の北部で 今やこの多くの メタンが氷を通して 上って来ているのを 発見しています 氷が溶けて姿を消して きているので  メタンが今氷を通して 上って来ています ご存じのように 地球温暖化にメタンは 二酸化炭素ガスより はるかに悪いのです それで これは 地球温暖化を 加速させるので 気をつけなければ ならない非常に 重要な問題です 今後3年ほどで 気温はますます速く 上昇します これは気をつけるべき 一つのことです では 私たちの美しい 惑星を見てみましょう 美しいことが わかります その色は青く 他の惑星とは違います 私達の惑星は宇宙で 最も美しいのです そして多量の水を 含んでいます しかし氷が溶ける時 グリーンランドの 南極の ヒマラヤ アンデス山脈及び 他の山の氷が溶ける時 それらは皆海洋の中に 流れ込みます 私たちの世界は 水の惑星であるので 特に太平洋地域付近は 巨大な海洋で 月から見る時 世界のおよそ半分を 覆っています それで  重量の増加 水の増加がある時 片方はもう一方より 重くなるでしょう 私達の地球は宇宙で 回転してますが 突然 片方が もう一方より 重くなるのです それでもはや その軸でこまのように 回転することができず ぐらつき始めるのです それは たった今 私達の地球の大きな 問題になります 氷の溶解で片方は もう一方より 重くなるのです 海洋により多くの 水が集まり 太平洋地域は 世界の反対側より より重くなります それで 地球が 生き残るために 二つのことができます 地球プレートに頼って 暮らしています ここタイはユーラシア プレートの一部です インド以外のアジアと 欧州からなり 私達は 大プレートにいます ご存知のように プレートは地球の液体 内核に浮かんでおり 従ってかなり容易に 動くことができます はるか昔から 動いていて 2億5千万年前から 動き始め そして 動き続けています さて地球のプレートは 現在より速く 動きそうです これは科学者が 発見したことですが ユーラシアプレートは 太平洋へと 向かって移動しており 太平洋プレートもまた ユーラシアプレートへ 向かって移動してます

現在 二つの プレートの端が 結合しており  互いに押し始め 環太平洋地域に 住んでいる人々に 多くの問題が 起こるでしょう 地球上のプレートが 大きく動いている からです 多くの地震が 起こるだけでなく 大きな津波が フィリピン側から 起きます例えばですが   地震は津波を起こし タイ湾を襲うでしょう 以前決してなかった ことですが 今は それが起こる可能性が あるのです そして もちろん 地球上のプレートが どこかで結合した時 より多くの 地震が起こります 東洋側を見ると 米国の隣ですが 最も活発な リフト帯と呼ばれる ものが見えます 最も活発なリフト帯は プレートが 分離している所です 私達全員の 大きな問題です タイの周辺 アンダマン海沿いには プレートが 結合していて それで そこは大きな津波が 起こる場所なので 過去にも 多くの国々の人々を 殺してきたのです ですから私達は 早く何かをすべきです 皆が言ったように 私達は何かできます 私達はそうすべきです  そうできるのです 私がしていることを どのようにするかを 紹介したいと思います 私はバンコクから 北へ二〇〇キロの ラップリ州にある サティアサイ学校に 勤めています 私達はそれについて 何かをしています 自分達で 野菜を育てています 持続できるように するためです 動物を使うとき 彼らを育てるのに 数年かかりますが 野菜だけなら 数カ月で 食べられます なので三五〇人児童 四〇人の教師と 五〇人の職員みな ベジタリアンに なったのです 児童は自分達の野菜を 育てます どんな種類の野菜も 私達の学校には あります そして 果樹も あちこちに育てていて 果樹だけでなく 学校の至る所に 木を育てています 学校では既に 二十万本の木を 育てました 自分達で米を作ります 米もメタンガスを 発生させると言います でもずっと田に残して 腐った時だけ メタンガスが 発生するだけです 私達はとてもそれに 注意を払っていますし 米を育てるにあたって そんなにメタンガスを 発生させていません それで子供達は皆 畑に出ます 良い環境の中で 外で暮らしているので 彼らは幸せです 学校全体の 三五〇名の児童は 田んぼに出て 自分達で米を育て 自分達で野菜を 沢山 育てているのです

それ以外にも ガスや二酸化炭素の 排出を減らし 自分達でエネルギーを 作ることによってです これがバイオ ディーゼルの機械です これは野菜油から 作っていて 野菜油から バイオディーゼル油を 作っているのです それはかなり透明で 一〇〇%を 学校のトラックに 使用しています 二年間それを 使っていますが エンジンにも 問題はありません 建物の上に 二種類のエネルギーが あります 一つは太陽電池で 光電池です それは 電気を作ってくれて もう一つは 風力タービンで 風からも電気を 作っているのです それはタイの 地元産なので 二〇〇米ドル以下の 費用で2キロワットの 電力です それらの太陽電池は 建物全体に 出力していて 今見えているように 夜間でも道路沿いに 照明があるのです 私達はエネルギーを 電池に備蓄し 夜はそのエネルギーを 出力して 交流電流に 変えているのです ここはキッチンから 廃棄物が出るので ゴミが出るので 全寮制で四五〇名が そこで食事を しているので 全てをリサイクル しています この機械を使って 廃棄物を発酵し バイオガスを発生させ 台所での調理に 再利用しています 実際  これはタイの 資源エネルギー省から もらったものです 現在  ゴミで 実験をしています ゴミを使って 電力を生産します なので 現在はゴミを リサイクルしています 何も無駄にしませんし 燃やしたりしません でないと黒煙に なるます 代わりにガス化装置を 使ってガスを抜き 電力生産の 手助けになっていて それは何も汚染を 発生させません 残った物は肥料になり それは再び 畑で使える ようになります

私達は自分達で 使うために沢山の 製品を生産します シャンプー 洗剤 残りすべても 私達は化学薬品を 使っていません 自分達の商品を なるべく使い 水を含めて 全てを 再利用しています 私達は何も 捨てません 水も再利用され 常に再利用されます なので菜食主義は その方法だと お伝えしたいのです ピタゴラス アインシュタイン ニュートンなど 有名な人が菜食主義で 他にも多くの 菜食主義者がいて ずっと菜食しています 肉食動物を見ると 彼らの骸骨が見えます 他の動物を 殺すための 大きい牙が見えます そして歯の後ろは 全部鋭いのです 実際 食べ物を 咬みません ただ 飲み込んでいるのです では 動物を食べる 菜食者をご覧頂きます 全く異なった歯で あることに気付きます 左側が 肉食の歯 右側が私達 菜食者の歯です 私達の歯は 肉食の歯と 違いますね 私達は菜食者ですから 牛のように口の中で 消化されているのを 確認するように 食べ物を噛む 必要があります 消化の過程は 口の中で始まります また私達の腸を見ると 菜食者であるため 非常に長い腸を しています 事実 私達の身長の 約九倍の長さです ところが 肉食動物の腸は 身長の三倍の 長さしかありません それには理由が あります 肉一皿と野菜一皿が ここにあるとします 三、四時間後 肉は腐り始め 悪くなりますが 野菜は翌日まで 何も変わらず 美味しいままです

故にこの場合 私達の 腸から美味しい食物を 出すことが可能です なぜなら私達の腸は 非常に長いからです よって私達の腸は 肉ではなく野菜に より適しています また人間の寿命を 例に取ると 野菜を食べない エスキモーの人々の 寿命はわずか 二七・五年 一方 パキスタンの ハンザ族や メキシコの オトミ族の寿命は 百十年以上です 医師のロバート マッカーリソン卿が こう述べています 「私が知る限り ハンザ族には 虫垂炎 大腸炎 ガン患者はいません」 またハーバード大学の 医師と科学者達が エクアドルの村で 行った調査があります そこの村人は 完全な菜食者で ほとんどが百才以上 生きることが 判明しました 米国の五万人の 菜食者を対象とした 研究においては 肉を食べている 米国人と比較して より長寿であり 心臓病の発生率は かなり低く ガンの発生率も 低いことが判りました ケロッグ博士曰く 「死ぬ可能性のある 食物を摂る心配がない 食事をすることは 素晴らしいことだ」 肉食には 鳥インフルエンザ 狂牛病 ニパウイルス 様々な動物由来の 病気の問題が あるからです 次にタンパク質を 例に挙げましょう 豆乳粉の タンパク質含有量 41・8%に対し 鶏肉やラム肉はわずか 18か16%です 従って私達は大豆や 野菜からタンパク質を たくさん得ています この例は地球温暖化を 引き起こす問題に 繋がります 家畜による食肉が 大豆のタンパク質量と 同等の量を得るには 大豆の十七倍の土地が 必要になります そして動物の飼育は 野菜や穀物を 育てるのに比べ 8倍の水が必要です 米国でも同様に 家畜の飼育に 穀物を与えていますが 例えば 肉を食べた時 家畜の10%の カロリーと タンパク質を 摂取するだけです よって沢山の美味しい 穀物の浪費になります これは世界飢餓を 解決する問題です ご存じのように 毎日多くの人が 子供達が食糧不足で 死んでいます 米国で栽培される 穀物全体の80から 90%が家畜の餌に 用いられます ですから食肉生産を 10%でも減らせば 六千万人の食事に 十分な穀物を 供給できるでしょう 10%でいいんです そして人々が消費する 肉の量を50%に するだけで 発展途上世界の人々に 十分な食料を 供給できるでしょう 従って菜食者になれば 全世界のために 十分な食料が得られ 多くの命を救うことが できます クルト ヴァルトハイム 元国連事務総長は 豊かな国の摂食量は 世界飢餓の 原因解決の 鍵であると 述べています そこで私は人々に こう伝えたいのです 菜食者になって下さい 地球温暖化を 減らすために できることはどこでも 何でもして下さい ご清聴ありがとう 私達は博士に 心から感謝します 非常に訴えかける 講演でした

次の講演者は 農業・農業協同組合 銀行の副頭取 エノー スースワン氏です スースワン氏です どうぞご歓迎下さい スースワン氏です

こんにちは 参加者並びに 賓客の皆さん こんにちは 皆さんとここで ご一緒できて とても光栄に思います まず始めに 農業・農業協同組合 銀行について 簡単にお話いたします 私達の目的は 農業資金を 農業経営者や 農業協同組合に 貸与することです しかし二〇〇六年 私達は農村地帯の 人々にどんな 金融業務と 経営管理サービスでも 提供できるように 農業金融銀行から 農村開発銀行に 方針を変えました 私達が勤める 他のサービスは 農業経営者の顧客への 市場販売支援と 農業経営者に対する それも農村地帯の 貧しい農業経営者への 社会福祉サービスです 地球温暖化に関して BAACは 二〇〇九年度実施の 推進計画があります 私達は地球温暖化を 回避する方法で 顧客に適切な 技術を提供する 必要があるので BAACは各銀行に 貸与を依頼します また「王を目指す 百万人の顧客と 九百万本の木」という 事業があります また 電気や 給水などの 全てのエネルギーの 節約を奨励する事業を 行っています また農業経営者に 有機農法のような 地球に優しい 農業をするように 促しています 私達はまた 国中の 約一万四千人の 我が銀行の役員達に 健康によい食べ物を 提供しています 私達の本社に勤める 社員でさえ自ら 選んでベジ料理を 食べますし 社員食堂の料理は全て より安全なものです また体の健康のため 銀行の役員のため エクササイズ部や スポーツ部があり 毎日運動していますし 「健康な夫婦」への 出場者もいます 精神的健康のために 銀行には カウンセラーがいて その上 瞑想の指導も 提供しています 私達は農業信用銀行 ですので

気候変動が農業に どう関係するかを 私達は危惧します これは世界炭酸ガス 貯蔵所ですが 皆さんは炭酸ガスの 貯蔵量の中で最大の 割合が化石燃料の中に ある事が分かります 二番目は土壌で 三番目は大気 そして最後は森林です 炭酸ガスのバランスが 変化している今 皆さんはそれが大気に 多くの影響を及ぼして いる事が分かります 化石燃料の転換から 土地使用から そして 農業の増大からも 二酸化炭素 メタン そして 亜酸化窒素を 引き起こしています 「体温を逃がさない」 能力を農業が温室効果 ガス排出の三〇%の 一因になることが 見てとれます 二酸化炭素を 温室効果ガスの 基準とした場合 一単位の二酸化炭素は 一に等しく メタンガスは二酸化 炭素の二一倍 亜酸化 窒素は三一〇倍です これは二酸化炭素と 亜酸化窒素の 原因となる 化学肥料を使う 従来の農業に おける温室効果です そして大農園は メタンガス 二酸化炭素 そして 亜酸化窒素 更には 化学肥料を 含む汚水も 引き起こします また畜産地域用に 家畜に餌をやるために 植えている穀物も 本来のエネルギーの 90%を失いました 一食分の牛肉は 4542リットル以上 水の使用に匹敵します 全ての地球温暖化の 20%は動物から 排出されるガスの 放出に起因します ですから 家畜として 動物を飼育することは 気候変動をひき起こす 最大原因の一つです これは美しい地球に するための解決策に 対する私の提案です できれば私達は遺伝子 組み換えや化学肥料を 使用しない有機食品 そして肉食を減らすか 菜食をすることに 注力せねばなりません これは私達がすべき 第一のことです 私達は代替エネルギー ごみをエネルギーに 変え 更には地域 発電所やバイオガス 太陽エネルギーに そして最後は 風力エネルギーに 注力せねばなりません 森林に対しては 私達は植林に 焦点を当てます 特に 今新しい事業があり 私達は「木の銀行」と 呼んでいますが それは全ての地域 共同体に木を育てる ことを勧め そして 植林する事で 借金の 返済もできるのです 有難うございました

今日はこのように 意味深い洞察を私達に 提供下さり エンヌー スースワン氏に 心より感謝致します

私は 少なくとも 人々が自分から 始めることを望みます 政府機関や誰かが キャンペーンを 始めるのを 待っているだけでは いけません 各自 または家族で 始めましょう 一人一人 みんなが行えば 世界を救えます 地元だけでなく 世界は均等に より良い状態に なるでしょう

この会議の団体は とても素晴らしいと 思います 二つ目に 素晴らしいのは 地球を健全にする 解決法という この会議の議題です これは最新の 現在進行中の話題で 地球に住む 人間全てが 関係している 現在の状況に 回答するものです

科学者たちはすでに 有機ビーガンの食事が 地球温暖化を阻止する 経済的損失を 80%減らすことを 証明しています 損失の80%を 削減するのです 有機ビーガンなら それに加えて これは大気中から メタンを除去し  地球を直接冷却する 利点があります 私達はこれら有害物質 排出のないような 私達の世界を 想像できるのです

スプリームマスター テレビジョン 十月六日 火曜日 ビデオ会議の再放送 「美しい地球への 解決法」 第七部を 智慧の言葉にて ぜひご覧下さい

スプリームマスター テレビジョン 本日の ビデオ会議の再放送 「美しい地球への 解決法」は主賓に スプリームマスター チンハイをお迎えして お届けします 智慧の言葉にて ぜひご覧下さい