近年 H1N1の 発生は至る所で 深刻になっています 病気と気候変動との 関連性は 何でしょうか 今日 二人目の 卓越的な講演者は 林瑞雄教授で「気候変動 大災害 公衆衛生」に 関する教授の洞察を 共有して下さいます 林瑞雄教授は 世界的に有名な 伝染病学者です 氏は現在 国立台湾大学 公衆衛生学部の 名誉教授です 林教授もまた フォルモサ(台湾) 桃園にある 敏盛医療体系の 顧問であり 疫学年報の 編集委員会に属します では暖かい拍手で 林教授を迎えましょう

ご紹介して頂いて ありがとうございます こんにちは 本日はスプリーム マスターチンハイ インタータナショナル アソシエーションの ご招待を受け  「地球の結束  共に生命を救う」の 会議に出席できて 大変光栄に存じます 私は公衆衛生と 疫学を専門と していますので 本日は地球温暖化が 公衆衛生に与える 影響について 話したいと思います 過去五十年から 六十年を回顧すると 公衆衛生には意味深い 進歩がありました 環境衛生の推進と 広範囲にわたる ワクチンの採用で 天然痘や ポリオのような 一九五〇年代に 大きな脅威であった 多くの流行性病気は ほぼ根絶しました 従って 公衆衛生分野では 伝染病が絶滅しかけて いることで  非常に喜んでいます 取って代わったのが 慢性病 例えば 高血圧や糖尿病 高血圧や糖尿病 心血管疾患など 私達の生活様式と 食習慣に 関連するものです 私達は非常に幸運です しかしながら ここ十年で鳥インフル サーズ 今年の豚 インフルエンザを 目撃してきました 私達は多くの 新しい病気 伝染病や 過去の伝染病が再度 現れてるのを経験し これらの伝染病は 人類に強い影響を 与えているように 思えます ですから本日は 地球温暖化や 気候の変化 公共衛生 伝染病の広がり方 などについて皆さんに 紹介したいと思います 紹介の前に まずスライドで 病原の生態モデルに ついて説明いたします 即ち病原と その宿主の間に 生態環境があります その生態環境が 変わると宿主や 病原にも影響を 及ぼします 今日は特にどの病原が 生態環境 特に 地球温暖化の影響を 受けやすいかについて 説明します 特に地球温暖化が 人間個人に対する 影響において  いかに免疫力を高め 抵抗力を高めるか 抵抗力を高めるか 公共衛生の面で いかに環境を改善し 生態環境を整えるか 病原の伝染ルートを いかに遮断するか 伝染源をどう 取除くかを説明します これらは公共衛生が 重視しなければ ならない問題です 次に 伝染病がどのように 人間に伝染して くるかを説明します

一般に言えば伝染病が 人間の体に移る ルートは三つあります 一つは呼吸を通じて 入ってきます 次は食べた物が 胃腸を通して移ります もう一つは直接接触に よる感染です

サーズや水疱瘡は 空気を通して 伝染します ですから伝染性が 強いのです 人間はほとんど 避けられません

これについては 後ほど 詳細を述べます 次に公共衛生が立派に 機能を果たしたため 近年伝染病の 広がりを 減少させたのです 環境衛生が 改善されたからです 便が口を通して入って 伝染するルートが 遮断され 伝染病の広がりを 減少させることが できました 過去 公共衛生がもっと成功 したのは 伝染病が 減少したことです 今日 世界において 非発展国では 依然 胃腸による伝染病が 一般的に多いですが 先進国ではこの病気は まれです しかし 気候変動に よって大きな災害が あった場合  これらの公共衛生の システムは 破壊されて それらの 病気は再び戻って くるかもしれません ですから 大きな 災害があった場合 公共衛生部門は 注意を払うべきです 三つ目は  皮膚や粘膜を通じて 伝染します これはまた三つに 分類できます まず 第一に 直接 土や泥 砂に接したことによる 直接伝染です これには大きな 水害があった 時なども含みます 例えばフォルモサ (台湾)で最近起きた ハンセン病などです また類鼻疽症が 南アジアとインドで 発生し北奥州の多くの 地方でも発生してます 最近 多くの場所で この病気が発生したと 報告されています 二番目のルートは 媒介を通じての 伝染で 例えば 蚊による伝染 要するに蚊や ノミ ダニなどです これらの伝染病は 必ず地球温暖化の 影響を受けます なぜならこれらの 媒介自身生きている 生命体だからです これらはいずれも 生態環境の 影響を受けます 結果として  将来 地球温暖化で 病原媒介生物を通して 感染する伝染病が更に 増えると見込まれます

後ほど この点に更に 触れたいと思います 三つ目の経路は 性的感染です

エイズウィルスは僅か 二十年前に発生し ですが現在すでに 少なくても三千万から 四千万人が感染し 一千万から二千万人が 死亡しています 幸いにも エイズ ウィルスは体液を通し 感染します エイズの病原菌は 外部環境下での 生存は難しく その生存と感染には 私達の体液と同じ 温度と湿度が 要求されます それは体液によって 感染しますので 体を 清潔に高潔に 保つ限り 感染を避けられ比較的 制御しやすいのです 次に 二つの 感染経路について 詳しく説明したいと 思います つまり 空気感染と 病原媒介感染です 地球温暖化が この二つの経路に 最大の影響を与える 要素だからです そして公衆衛生や 人間の健康に 最大の影響を 及ぼします

空気感染する病気は おそらく 公衆衛生上 最も危険で 予防が 最も難しいものです なぜ空気感染するのか 先ほど言ったように 私達はたかだか五分も 呼吸を止められず 空気感染を避けるのは 難しいからです 私達が取っている 空気感染を防ぐ 的確な措置 例えば 隔離とか 検疫などでも その蔓延を 抑制できません 特に 世界的に流行したら ほとんどの人が 感染します そこで四月 五月の 豚インフルエンザ 発生の際 WHOや 世界各国が 大変緊張したわけです 香港も やはり強行策に 呼応して 旅行客をホテルに 十日間も 隔離したりしました

一九一八年のスペイン 風邪は危険でした

最も有効な 空気感染を防ぐ 方法は ワクチンの開発です

どの病気も ワクチンが効く訳では ありません

公衆衛生史上 最も効果的ワクチンは 天然痘のワクチンだと 言えます 以前 天然痘は 幼児にとって 一番致命的な 病気でした しかし一九六九年以降 WHOはワクチンを 使い始め 天然痘の 抑制に成功しました 現在この病は世界的に ほぼ根絶できました はしかもやはり 幼児を最も脅かす 病気の一つです 一部の人は はしか ウィルスの保菌者で それを根絶することは 難しいです

私達自身 多種類の病気の 保菌者です 例えば バクテリア感染の ジフテリアや 百日咳などです 多くの健康な人が 保菌者なので そうした病気は常に 突発する怖れがあり ワクチンを使用する他 選択肢はありません 空気を通じて 感染するので ワクチンを使うしか ありません また懸念すべきことは 多くの人が ポリオの保菌者なので  皆がワクチンを 使うべきです もう一つは破傷風です 私達は小さい時に 破傷風のワクチンを 打たねばなりません なぜなら破傷風菌は 土の中にもどこにでも あるからです 傷があると 菌がすぐ 体の中に入ってきます ですから その予防に トキソイドを使います 十年に一度 破傷風トキソイドを 打たねばなりません 最近では ワクチンの急速な 開発以外に 監視管理システムが もう一つの 足がかりです 監視管理システムは 伝染病疫学者によって 開発されてきました 私はインフルエンザに 監視管理システムを 使って畜産業の動物を 監視すべきだと 思います 例えば 豚 鶏 アヒルの飼育場など インフルエンザの 発生源を監視できます もっと重要な事に 渡り鳥を監視する 必要があります 飛び交いながら多くの ウィルスを運んでます 特にインフルエンザと 関係あるウィルスです そうした鳥の 糞 排泄物 唾液は 鳥類や豚への 感染原因となります さらに現在の 豚や鶏の 大規模飼育のせいで そうしたウィルスの 突然変異の可能性が 増幅し これは大きな 潜在的脅威です 将来 この監視管理 システムを使って 身近に動物達の様子を 例えば 豚や鶏 アヒルの飼育場を 早めに監視し ウィルス変異があれば 効果的な予防が できると思います ですから 監視管理システムは とても重要です 将来は 公衆衛生システムが 人間感染だけではなく 動物感染に対しても 予防となる必要が あります

また再び現れた 病気がありますが これについて言うと ほとんど 虫を媒体として 感染します 特に病原媒介性蚊です 蚊だけでも 数種類に 分類できます ハマダラカ マラリアを媒介する蚊 エジプト蚊 デング熱を媒介する蚊 そして ネッタイイエカ 日本脳炎を媒介する 蚊などです これらの蚊は それぞれ異なります 蚊は 気温の変化に 非常に敏感です 気温が上がると 亜熱帯の蚊が 温帯に 移動し 熱帯の蚊が 亜熱帯に 移動します 多くのウィルスが この媒介生物によって 運ばれます 病原媒介生物である 蚊や蚤などは 気候変動の 影響を受けます

マラリアはケニアの 千メートル以上の 高い山には見られない はずですが 最近では 海抜千五百 メートル以上の所でも 報告されています 気温が あがったために蚊は より高く飛べ そこで 生存できるのです

最近では デング熱が 多地域で発生してます 蚊が多くなった からです また最近 インドで 気功病という伝染病が 発生しました この伝染病は五十年前 ケニアにありました 五十年後 東南アジアの国々や インドに 広まり始めたのです このことから明らかに 蚊が 北方の温帯に 移動すると 以前そうした病気が 全く見られなかった 別の地域に 広まるのです そして そうした風土病が このようにして 流行伝染病になります 公衆衛生の 分野において 私達はずっと こうした媒介生物の 拡大を事前に予防し 認識することを 強調してきました 昆虫学もこの研究に 加われば 将来 予測するに当たって より有利だと思います

全ての病原菌の中で 人間の体が 最も抵抗力が弱いのは バクテリア ウィルス リケッチアと 寄生虫による病気 熱帯の病気 例えばマラリアや リーシュマニア症  黒熱病などです この寄生虫は健在です ずっと存在して いますから 将来いかにこの変異の 予測法を学ぶべきです 気候温暖化は これらの病菌に 影響を与え 生態系に 変化を起すからです これらが その再生能力のために おそらく 最も人間に影響する 病菌です これらの病菌の 繁殖率は人間のそれ より遥かに早いです 人間はおよそ 二十年経って  次世代を生みます 病菌の多くの種類は 毎分 五分毎に 分裂できます なんと早く 分裂するのでしょう それらは幾何学模様に 繁殖しています 人間の繁殖は 大変ゆっくりです これらのバクテリアは 生きた有機体で 人間も同じです 生きた有機体はたぶん 互いに競い合います 病菌の繁殖率は とても早いです それでは人間は とても対応できません 幸い人間には 免疫機能があり 人間は多くの免疫 機能を持っています 最近の研究は全て 免疫系に関する つまりいかに免疫力を 高め 病気に対する 抵抗力を強めるかに 注力しています 病気に対して抵抗力を 高めるためには 規則的に体を鍛え 規則正しく食事を とるべきです この側面ですべき事は 公衆衛生がいつも 強調することです ですから公衆衛生 部門では 気候変動の 結果として  昆虫達の移動ルートを 予測できれば 病気が広がるのを 防ぐことが 可能でしょう

ところが 気候変動は 非常に予測するのが 難しいです これはよく知られる 「バタフライ効果」を 映し出されています また 多くの未知の 要素があるので予測は 非常に難しいのです 予防するのは 大変 難しいので 細心の 注意を払って 迅速に  対応せねばなりません 大きな災害が起こる ことを予測すれば それに対処するために 良く準備しなければ なりません それには 大災害という事象に おいて 常に速やかな 救助行動をとり 被災地に直ちに入れる ように常に待機中の 応急チームの編成が 含まれます こういうことのために 我々は用意周到である 必要があります 気候変動や 地球温暖化に 対応するためには 我々はもっと多くの 疫学者を訓練し 熱帯医学への投資を 増やす必要があります なぜなら 多くの 熱帯病が亜熱帯地域 まで広がるからです また もっと多くの 生物学者  病菌媒介蚊を研究する 昆虫学者 公共疾病に注力する 獣医達に加えて  渡り鳥が専門の 鳥類学者に参与して 頂きたいと思います 生物生態学の 分野において  最も重要なことは 種の多種多様性です 新しい種が適所に入り 生態上の変化がおきる 場合にいかに 均衡を保つかを 研究するべきです 私達は最善を尽くして 地球温暖化の影響を 逆転させねばだめです

そうすれば  こういう伝染病の 人間への脅威を 減らせます 皆様 ご清聴 有難うございました

非常に明白で 詳細な説明でした 有難うございます ですから 私達が 今行動を取らないと 更に次々と新たな インフルエンザと 病気が現れるでしょう 心より 林教授の 示唆に富むスピーチに 感謝致します ありがとうございます 地球温暖化も また天候の型を 変える誘因になります 例えば最近の 致命的な台風 モーラコット(8号)は フォルモサ(台湾)で 致命的な被害を及ぼす 結果となりました 次の名高い 講演者の 林傑副教授が 更に詳しく説明します 「気候変動と 空気汚染―台湾南部の バブル」について 林傑副教授は 国立屏東科技大学 環境基礎工学 研究学部の準教授で いらっしゃいます 林教授は フォルモサ(台湾)の 環境保護管理 評価委員会の メンバーで フォルモサ(台湾)の MOEA つまり 国立環境 基準委員会 環境気象監督基準局の 技術委員会委員長を されています 林傑副教授を お迎えしましょう

こんにちは 会場の皆様 ここで 気候変動と空気汚染の 制御関係に関する いくつかの情報を ご提示頂くことに 光栄でございます 二〇〇年間の雨量は フォルモサ(台湾) 全域 時に南部に いっぺんに降りました 何千人もの住民が 家を失い 何百人もの命が 奪われました 人々はこれが自然災害  かどうかを尋ねます 実際は 私はいつも 「はい」と答えます それは自然災害ですが それはまた 人災でもあります 後程コペンハーゲンで 言われます 私達は 世界を対話の時代から 変化の時代へと進め なければなりません それは今すぐに始め 行動をおこし 地球に何か良い事をし 気候変動を軽減せねば ならないと思います 私達の惑星 地球の 気温変化を減らす ことです 地球温暖化は 実は温室効果ガスが 原因で起こります 私達は常に 二酸化炭素がその 主要部分だと考えます それは正しいです 地球温暖化の 問題は 二酸化炭素が原因です しかし数分前に映像で ご覧になったように メタンも地球温暖化 問題の原因です フォルモサ(台湾)の 気候変動と温暖化は とても深刻です 平均気温の上昇は UNFCCのデータに よるものです それによると年に 約0・8度上昇します 私はフォルモサ(台湾) 南部の高雄市から 参りました 平均気温は 1・4度違います 従って 地球の平均気温上昇の ほぼ2倍以上です 私は過去三年で 高雄市の代表として 国際科学活動  例えば昨年は ポーランドで それから次は コペンハーゲンでの 活動に参加しました

高雄市は 非常に特別な都市です 年につき一人当たり 28・6トンの二酸化 炭素を産出します 最悪の数で カタール より少し少ないです それはすぐに何かの 行動をしなければなら ないと我々に告げる 警告です 6度の差は 次の年に  たまたま地球上の 温度差に 摂氏一度 変化が 起きることを 示しています パーセントは現実です それで氷冠のすべてを 失い 地球温暖化の 過熱度が増します それが起これば少しの チャンスもありません 地球の健康を取り戻す チャンスは ゼロパーセントです それが起これば 約十億八千万トンの TNTに相当し 地下から持たされた 世界の 原子力の 一万倍以上 一緒に組み合わされた ものに相当します それで我々がすべき事 できる事は何ですか 肉の消費は 特にメタンガスの 地球温暖化の主因です 私はメタンガスが それが強力な 地球温暖化の 潜在力と信じます それはメタンガス分子 一つが二酸化炭素分子 約20から70個と 等しい事を意味します だから私達が肉食を 避ければ メタンは より少なくなります 全地球人が 菜食主義者であれば 我々はアマゾンの 森林破壊の70%を 救うことができます 計算によりますと 我々は家畜を 計算しました 1キログラムの 牛肉を生産すれば 約八百~千リットルの メタンガスを大気に 放出させます また心配事は 一億リットルの水と 家畜の排泄物は 環境を汚染します ほとんどの人々は 乗り物が 汚染と二酸化炭素を 作ると言うでしょう 実は 家畜を 計算すれば  運送よりもなお一層 家畜は大気中に 温室効果ガスを 引き起こします 何が世界で 二酸化炭素と 他の温室効果ガスを 作りますか

至る所で 化石燃料を使います 車を運転するとき ガソリンを使います プラスチック 製品を使うとき あなたにその製品を 供給する為に化石燃料 産業を必要とします 高雄市は 世界で二番目に深刻な 二酸化炭素 排出都市であるので その状況がだんだん 悪化するのを避ける為 我々はより真剣な行動 より実際的な計画を 取ります 世界大会のために 一つの太陽エネルギー 競技場を立てました それが行動計画です そして私達は市街地で 自転車と合わせて 大量輸送機関を 創ろうとしています 大気汚染や 温室効果ガスを これ以上作らず 安定した過程で 排出を削減するよう 工業界に強く要請を 試みています 幾つかの工業団地の エネルギー資源の 再編や拡大を 試みています エコな大量輸送機関を さらに推し進めると つい先ほど述べました そして もっと エネルギー効率のいい 建物にエコで 太陽光発電や 自然の力や風の速度を 利用するように 調整し続けるのです 提案された R&D事業は 高雄市の温室効果ガス 田舎戦略を 気候や生物学習性 水それに 環境保護教育に 適合させるものでした そして地球温暖化は すでに差し迫った 深刻な問題です 次に何をすべきですか たぶん我々にできる 16語を話しましょう 私達は全員自然を 破壊しましたので 次の段階として自然を 尊重すべきです

環境を元に戻す 必要があるのです 私達はすでに 沢山の資源を 浪費していますので 持てる資源に感謝し 無駄にしないことです ありがとうございます 感謝します 林教授本当に ありがとうございます 本当に急を 要するのですね そしてまた食肉の 消費が温室効果の 第一の原因であるのは 今や明らかです 高雄市から 本日林教授が 地球温暖化に関する 科学的分析と 最近の制御 削減戦略を 分かち合われたことに 深く感謝致します お時間を頂きまして 誠に有難うございます ありがとうございます 私達全員が持続可能な 生活を送れば 素晴らしいですね 科学と技術の見地から どのようにエコを 実践すればいいですか そうですね それは次の講演者 呉恩柏博士が 「持続可能性と エコ技術」に関して お勧めをいくつか 教えて下さるでしょう 呉恩柏博士は 材料と包装技術 グループの役員であり また 香港応用科学 技術研究所 ASTRIの 副所長でもあります その研究所は 香港政府が 資金援助する 最も大きな 研究所です 彼はまたアメリカの 機械技術者協会の 研究員でもあり フォルモサ(台湾)の ERSO/ITRIの 前副長官です 彼の指揮の下で 革新的グリーン技術を 生み出す研究が 進行中です 例えば LED 世界の 次世代の持続可能な 照明業界などです では呉博士を 暖かい拍手で 歓迎しましょう

ありがとうございます  科学技術協会を代表し 香港セミナーに お招きいただき 発表できることを とても光栄に 思います さて 私が投げかける 最初の問題です 持続可能性はどう 生み出されるでしょう その前に 定義をしましょう なぜなら科学者と エンジニアは定義が 大好きなのです 持続可能性の定義は 耐える力 または能力 または性能 社会や コミュニティ 国や世界を 支える能力です それが維持続可能性の 定義です ですからその定義を 知ったなら 次はただ 百年前に遡れます 人類の 経済活動は実際に 四十倍に増えました これは 単純な計算です 毎年のあるいは 一年毎のGDP上昇率 3・7%で算出します 一方で 次の百年間を 見据えてみると 傾向が同じなら つまり私たちが 何もしなかったら 同じように 四十倍の 人類経済活動の 拡大が起こります 合わせて 二百年を見てみると 一九〇〇年から 一六〇〇倍もの 経済拡大活動を 起こしています ですからそこで 問題を投げかけたい 母なる地球は 耐えられるのですか そういうわけで 持続可能性についての 議論がとても重要です ここに 曲線があります 何もしなければ 曲線は真っ直ぐに 伸びるでしょう この曲線の縦軸は 実際には二酸化炭素の 排出なのです 一年ごとだと ギガトンにもなります 持続可能な エネルギーは 主に風力と 太陽光エネルギーの 二つが持続可能な エネルギーです 次にくるのは 二酸化炭素{にさんか たんそ}の回収{かいしゅう}と 貯留です

より科学的ですね そして あの原子力です これは実際持続可能性 という意味では 違った面です エネルギー管理の 違った面であり 私たちができる 温室効果ガス削減の 違った面でもあります ここで一つ 例をあげます 米国の 二〇〇六年の 報告です 今現在およそ 十三億の人口がいます それは中国の人口と 全く同じです それはおよそ 世界の全農業GDPの 40%を占め この星の表面の 30%を占め 世界で作られる 穀物の農業地や 飼育される動物の 土地の70%を 占めています それは温室効果ガスの 18%を生み出し 同時に その排出は 水質汚染の 最大の原因になります つまり  これらの数字全てを 公式な報告とすると 科学者やエンジニアに かわって 私たちが人類を 救う必要があります ここにいる皆さんが ともに行動できます 人類のために 私たちのために そして 先祖のために それこそがここで 私の言いたいことです 肉を減らす食事や ベジタリアン食は 今できることです それは明日ではなく 今なのです エネルギー効率を 上げるだけでなく 温室効果ガスを 減少させます それは恒久的に 母なる地球と ここにいる皆さんの ためなのです ありがとうございます ありがとう呉博士 ありがとうございます 呉博士に 心から感謝します 明快な説明と グリーンテクノロジー そしてエコの実践と 肉を減らす食事の 提案をしてくださり ありがとうございます

私は香港の深水ホ地区 議員をしています 我々の組織は地元の 共同体の問題について ずっととても 懸念してきました このセミナーで 気候変動の主要な 原因が家畜の飼育に よるものだと知って どのように お感じなりましたか 私が受け取った 山ほどの情報は 本当に私の 目を開かせました

今はとても沢山知り 畜産の影響についての 懸念と環境を守る ことを表現することを 考えようと思います

会議のあと 以前よりもっと 決心しました

夫と息子も一緒に 連れてきましたので このメッセージを 自分自身で聞いて 地球を救う行動を 起こしてくれたらと 願っています

自分の肉消費を 減らそうと思います 香港の市民の 平均値より肉を 食べてきませんでした

もっとベジの友人が できると思うし オンラインでその レシピも見れます ゆっくりですがベジの 食事の料理法を学び 一歩ずつ変えて いこうと思います