智慧の言葉
 
真のキリストパワー 1/3 一九九九年五月三〇日 フィンランド、ヘルシンキ (フィンランド語)   
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最愛の マスターチンハイ 親愛なる聴衆の皆様 および修行仲間の方々 この明るく晴れた 日曜日の午後に ヘルシンキ文化館へ 我らが最愛の師 至高の師  マスターチンハイに 会うために ようこそ 

おいで下さいました 我々フィンランドの 弟子達は 長い 長い間 ずっといつか マスターに ここに おいで頂くように 心から祈願してました 非常に遠いこの北国に マスターが多忙で いらっしゃることは 良く分かってます 本日 沢山の人々の この強い願いが かないました また 本日はまた この国の大切な日でも あり フィンランドの 無数の家庭にとって  母の日にあたります というわけで 尊敬すべき皆様 前にいらっしゃる方が 至高のマスター

マスターチンハイです

ありがとうございます

ご機嫌いかがですか 皆さん お元気ですか ここは今 春のようですね

フィンランドでは 今は春ですか それとも夏 夏ですか でも私は 春のようだと思います 昨日公園の湖の近くを 散歩しましたが まだ春の息吹きが 少し感じられます 新しい葉が
私達が天国の 高い次元に行きたい時 天国には この社会のように 沢山のレベルがあり  異なる等級があります 私達が 天国の高い次元に 行きたければ 宇宙の最も深遠な 秘密を知りたいなら 可能な限り荷物を 減らしておくべきです そしてアルコールや 麻薬 肉などを  摂ることは 重荷となります つまり 天国へ昇るためには 大変有害なのです 神は私達が食べる物や 体に取り込むものに ついては 気にしません 私達は 肉体と感情 それから 霊体を 浄化すべきです 唯一の存在であるため  高貴な存在 つまり 神の子であるために

神は私達を愛してます たとえ私達がどれほど 罪を犯そうとも 何回失敗しようとも 神は常に 私達を愛しています 神の目では 私達は 常に神の子供です けれど 自身のために 良心のためにも 私達は崇高な 愛の道を歩くべきです それは いかなる 罪の意識からも自由で  神と一つに なるためなのです なぜなら 私達は もともと神であって 最終的には愛の大海と 一体になり つまり 再び神になるからです 私達はこの物質世界で 神の化身なのです ですから  私達が良いか悪いかは 自分以外に 誰も裁けません この世界を離れる時に 自身の智慧 良心 自分の良心 自分の知識の正しさが 自分自身を 裁くことに なるでしょう そういう訳で私達は この不必要な重荷を 全て取り除くべきです それで私達は本来の 自分自身の純粋な 本質を理解できます それは 神から 来たもので 偉大で すべての愛で すべての光と祝福です

ですから 古代のマスターの 智慧は私達に 互いに 愛し合うべきとか 正直であれとか 全身全霊で 神を愛すべきだと 教えているのです 神を知らなければ どう神を愛しますか 私は皆さんに神を お見せします それで 皆さんは神を愛せます そして毎日 神の愛と加護を 知ることができます 全ての宗教が 神について話します どこでも たくさん 神について話します  今は神を知る時間です 神を知ることは自身を 向上させるだけでなく 世界を向上させ 世界の雰囲気を 加護できます

戦争が少なくなり より多くの平和と愛が 私達のまわりの 誰にでも  豊かに溢れます なぜなら 私達は生きている 伝導体となり 天国からの愛と加護を 伝導するからです それでその愛と加護が 私達の存在から 周囲へと放たれます ですから 神を知ることは ただ神のパワーを 得たいだけではなく この世界をより愛し より加護したいため そして 私達が愛する人と 私達の惑星に より多くの幸せを もたらしたいからです それを更に全宇宙へと 広げたいからです なぜなら 私達はみな 目に見えない 繋がりで共に 結ばれているからです

ちょうど全ての原子が あらゆる物体を一つに するため 物体の中で 結び付けられるのと 同じです 私達もまた 宇宙の原子のようで 宇宙の構造体を 実体の様態で 存在させるのですが この肉眼では 見えません ですから  私達の内面の光と パワーが再燃すれば  それで宇宙全体が 利益を得ます 私達はもともと 神から来て  神と同様の 本質があるのです たとえ最高の神が 形を持たないにしても 神も異なる形で 化身できます 例えば この肉体や ここに座っている 私達のようだったり  霊的な別の形で 現れます 神のために 瞑想すれば 内面で この姿が見えます

この霊的な姿は 私達の知りたい 多くのことを 教えてくれます 今生と来世での あらゆる問題について 私達を助けるでしょう 私達にはイエス  仏陀など 過去の 全てのマスターが見え 彼らと話すことができ そして彼らのレベルに 達するまで 彼らの 智慧の教えを受けます 私達は皆 疑問に 思います どうして 私達が神だと言うなら  どうしてこの肉体が あるのでしょう それはとても無力で 持ち運ぶにはとても 鈍重で 不自由で 制限があるのに 私が知る限り 瞑想する時 神が それがどう発生したか 教えてくれます それは人間の言語で 説明するのは難しいが 私は最善を尽くします

もともと 私達の本質は光であり 非常に 微細な振動力です この振動力が全宇宙の 全ての分子を創ります この撹拌の過程で 私達はこの肉体に 集約されました それでも 同じく 教わったことですが 私達の内面には 常に 撹拌されていない 点があります それは私達に内在する 救命主です つまり いわゆる「精霊」で この神の神殿に 宿っています 私達は天地創造の 撹拌過程の 底にいます そういう訳で  私達は少し粗く 少し鈍重です 私達の上に浮いている 他の微細な振動力が あります

私達が自身の振動力を それらのレベルにまで 向上させれば  それらと繋がれます 今 私達の内面に まだ小さな光点があり それは 決して 汚染されてなく  物質のエネルギーに 転化されていません 私達はいつでも その光点に接近して 自分達が元々いた 場所に帰ることができ  撹拌過程を逆にして 生命の起源の状態に 帰ることができます それは光で 微細なエネルギーです この光 この微細な エネルギー いわゆる 振動力は 聖書で言う 「言(ことば)」です これは神であり 私達の存在の本質です ですからこの原始の 微細なエネルギー 原始の光 原始の音と 接触することは 神と接触することです けれども神は その霊的な姿も 私達に見せます

先に申し上げた通り 会話も出来ます この説明で少しは 理解できたら幸いです

皆様は聡明な民族で ご理解頂けたと 信じています 万一私が 何か忘れていれば お知らせて下されば お答えします  皆様に実際的な問題を お見せします それが 皆様がここに来た目的 私は神を見せられます 皆さんは神をすぐに 見ることができます

ご清聴 ありがとうございます

家族のある人に よくないカルマ (報い)があり 人の意志に反して 瞑想を強制する場合 これは瞑想の原理に 違反するものでは ありませんか

どんな瞑想ですか どんな法門であれ 人に修行や瞑想を 強要できません 人には皆 選択の自由があります 家庭内トラブルの 解決法について 助言頂けませんか

家庭内問題は ありふれています もちろん 私達は 文明人として まずは 話し合うことです 話し合っても 討議しても 効果がない場合は 解決法を考えます 耐えるか 別れるか どちらかです 私はまだ学生で 学業に専念できず 学習の意欲を なくしています 取り戻す方法は  ないでしょうか 観音法門はその 助けになるでしょうか どうにも 学業を続けられません とても苦しいのです スプリームマスター チンハイ あなた だけがが頼りです 私を含め 他の学生も 助けられるでしょう 人は成長して 人は成長して 思春期に入ると いろいろと気を散らす ことがあるため 学業に 専念できないのです

少し瞑想を してみてください 観音法門を 習いたければ それもいいし これができなければ 簡単な瞑想法を習うと 専念できるように なります また気を散らすような 映画をあまりたくさん 見ない方がいいです 周りのきれいな女性や 男性をあまり見ない ようにすることです 学業を終えた後は もちろん なんでも やりたい事ができます 両親や応援者が 一所懸命働いて 学校に行かせて いることを考えて 自分の責務を果たす 事です 学生時代は 実は一番良い時です 後で後悔します 先ずは当面の学業を 終えること 他の事は 後で考えると自身に 言い聞かせてください 卒業すると決めなさい 魂は永遠で 肉体の生命は短いなら 個性はいつまで 続くのですか

魂は永遠のものです もちろん 個性はこの肉体が ある間に できた習慣に すぎません この個性は肉体の 存在と共にあります 人はなぜ地球に 生まれるのですか なぜここに生まれ なければなりませんか それを選択したのです 私達はこの星を選択し 新しい経験を積むため ここに来たのです 時間になれば 家に戻ります 地球での経験に 満足していなければ 再び戻ってきます

開悟した人は 伴侶を持ち 相手と 親密な関係の生活を 送ってもいいのですか

もちろんいいです さもないと 赤ちゃんや子供は どこから来ますか

私はただ皆さんに 神を 生活の中に融和させ 生活をより幸せに より快適にすることを 教えているだけです もちろん望むなら 出家もできます でも義務ではなく 必要はありません 手放す方法は ありませんか 手放す 例えば 悲しみとか怒りをです もちろんあります この法門は 全てに通用します 神を見つければ 内面はより穏やかで 愛に満ちて 人間の感情を 処理できます より良い方法で どうやって私達に神を 見せて頂けるのですか ただお見せします

ここに残って頂けば 方法を教えます 私が本当に望むように 本当に内在の神を 見つけたら どのように夫の生活を 助けられますか 彼がこれに 興味がなくても 一緒に暮らせますか 彼に興味がなければ 私はどうなりますか もちろん引き続き 一緒に生活できます 前にも言いましたが 人は自分の生活様式を 選ぶ権利があります 犬やネコとも一緒に 暮らせるのですから どうして人と生活 できないのでしょうか この法門に興味が あってもなくても それでも彼は神です 時間が来れば 彼も 神を知る道を選びます 彼にはまだ時間が 来ていないので 神を 求める道を選びません ですから 人の事は心配しないで 自分のことを 心配することです 私達は方法を 提供するだけで  それを受け入れるか どうかは人の権利です

瞑想のレベルを高め 調和の境界に 達するには 何が一番重要ですか 簡単で効果的な 方法はありませんか

伝授の時に どのように自分を 助けるかを教えます ただ説明するのに やや時間がかかります 正しい方法を 習わねばならないので そうでなければ 悟りを開くのは 一瞬のことです (一瞬) はい 一瞬です イサクと言います 生活の中で気落ちした 時や挫折を感じた時 どうしたらいいですか 薬がいいか 精神的 援助がいいのか 精神的な援助が いいとしたら どう求めますか

生活における全ての 問題は 私達が 神を知らないためで 自分の中に神の力が あることを 知らないからです 神を見つければ 幸せになります 全ての問題は 自然に消えます

沢山話してもあなたの 助けにはなりません 神を知ってこそ 助けになります

霊修の道を 考えた場合 異文化の子供を 養子にするのは 正しいことでしょうか

文化や伝統は後から できた人為的なもので 霊性は神からの物です すべての人種が 常に同じです ですから皆さんは 外的な生活様式を 変えなくてもよく 内面の神と通じ合う 練習をするだけです ご覧の通り私は洋服を 着て ここに来ました これでいいのです

何の違いもなく 神は唯一のものです 中国の神はいません フィンランドの神も ドイツフランスの神も あなたと神の関係は 主従の関係ですか それとも平等ですか

いえいえ 同等です 私たちは神です 最初は 自分の本来の地位に 対して戸惑うかも しれません それで神を主人として 崇拝し 自分は 下僕だと思うのです けれども 徐々に神の 加護を受け神と同じで あることが分かります イエスも言いました 私と天の父は一体だと 神は自身の似姿に 人間を創造したので 私達は神の一部です 主従だなんて あり得ますか 主人はいりません 私達はみな主人です それは この世界の 言葉が私達と 神を隔てているのです

私達が神だとすると 天国に行くことを 決めるのは誰ですか あなたが決めます

 
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